2007年 09月 03日
「耳をうずめて」/キリンジ |
確かなことは
僕の身体がいつか朽ちて
自由な魂だけが残るとしたら
帰っていきたい場所が そこに在る
この音の中に在る
美しい言葉を携えたこの曲は
自身の引力に気付くこともなく
優しく 切なく 無垢な表情で語りかけるものだから
入り込まれてしまった
やられてしまった
同じように この曲に
どうしようもなく惹かれてしまう人がいるとして
僕等はきっと 同じ弦を持っている
目には見えない弦を
思い込みでも 構わない
キリンジの「耳をうずめて」
いまも これから先も ずっと
耳をうずめて 心をうずめて
変わらず こう言うだろう
「僕は音楽に愛されている」
by la_spellbound
| 2007-09-03 15:58